butu-yoku

日本の政策や課題の総論を読みたくなったので買ってみた。
政策もそうだが、主に道州制について書かれていた。
道州制はいいのか悪いのか。よく分からないが、道州制にすることで公務員が○人削減できるから無駄遣いが減るらしい。しかし原理的に考えれば人口に対して必要な行政サービスというのは道州制にしたからといって変わらないのではないかと思う。道州制にすることによって劇的に無駄が減るというのは疑問だ。それよりも行政サービスの電子化や、現体制での無駄の削減など、他の方法もあるのではないかと思った。
[rakuten:book:12690619:detail]

MOTについて勉強したくなったので買ってみた。

技術経営戦略 (MOTシリーズ)

技術経営戦略 (MOTシリーズ)

技術開発においてどの程度の投資をするべきなのか。
コスト削減と技術開発への投資は矛盾するのか。
経営と技術研究をつなぐ手法の研究。
豊富な事例で非常に勉強になった。



名前に惹かれて買ってみた。
日本だけじゃなく常に世界に目を向けていたい。

感想:
地球全体の幸福を考えた時に、私たちは何を知るべきなのか、何をすべきなのか。環境問題にはある程度の情報の誤差が予想されるが、それを差し引いても、今の世界はあまりにも不公平だ。
現実の問題は既存の学問領域には収まらない。しかし、すべての学問を知り尽くした人などはいない。だからこそ、協働と共感が必要なのだと思う。人間が増加し続けることによって、最低限の生活さえできない人にしわ寄せが来ている。そのことを理解したうえで、国際協力を推進していくことは絶対的に善であると思う。しかし疑問なのは、そうような絶対的な善の前で、各国が本当に協働できるのかと言うこと。「ひょっとしたら自分の国だけが貧乏くじを引いているのではないか?」「ひょっとしたらこの援助はあの国の利益になるんじゃないか」などの疑念は国際協力の推進を阻み、自国の利益優先の立場を生み、結局は安全保障やグローバルな環境問題によって、自分たちの不利益となって跳ね返ってくる。そうならないためには、各国が正しい知識を身につけ「共感」し、各国が集まって決めた枠組みの中で「協働」することが重要であると思う。
全体の不幸は個の幸福にはならないと私は思う。

あと、読んでおいたほうがよさそうな本。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

イノベーションのジレンマ 増補改訂版 (Harvard Business School Press)

レッツノート買いたい。学生価格で今なら安く買えるけど。
買ったら卒業旅行行けなさそう。
この本読んでたらディスプレイも買いたくなってきた。
[rakuten:book:13113570:detail]