2010-01-01から1年間の記事一覧

energy problem

エネルギー問題!作者: 松井賢一出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2010/02/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 65回この商品を含むブログ (6件) を見る松井賢一のエネルギー問題を読む。 筆者はエネルギー経済研究所にいた人で…

trium

「原発」革命 (文春新書)作者: 古川和男出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001/08/21メディア: 新書購入: 3人 クリック: 52回この商品を含むブログ (6件) を見る古川和男の原発革命を読む。 トリウム溶融塩炉によって、原発は安全で高効率になるというもの…

nuclear energy politics

原子力と報道 (中公新書ラクレ)作者: 中村政雄出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2004/11メディア: 新書購入: 2人 クリック: 63回この商品を含むブログ (10件) を見る原子力関連記事は過去、誤った認識による報道により、大きな風評被害と社会的リスクを…

nuclear energy politics

原発事故はなぜくりかえすのか (岩波新書)作者: 高木仁三郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2000/12/20メディア: 新書購入: 18人 クリック: 350回この商品を含むブログ (113件) を見る議論なし、批判なし、思想なしの原子力業界の態度。 技術者としては本…

Loser's Game

敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか作者: チャールズ・エリス出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2003/12/04メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 42回この商品を含むブログ (68件) を見るチャールズエリスの敗者のゲームを読む。 投資家に…

nuclear energy politics

これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学作者: マイケル・サンデル,Michael J. Sandel,鬼澤忍出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/05/22メディア: 単行本購入: 483人 クリック: 15,840回この商品を含むブログ (581件) を見る原子力政…

economic failure

新潮選書 日本はなぜ貧しい人が多いのか 「意外な事実」の経済学作者: 原田泰出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/09/26メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 275回この商品を含むブログ (53件) を見る日本の現状認識として、データを並べて分析した本。事…

war, strategy

それでも、日本人は「戦争」を選んだ作者: 加藤陽子出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2009/07/29メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 31人 クリック: 501回この商品を含むブログ (215件) を見るそれでも日本人は戦争を選んだを読む。 日中戦争のころか…

negotiation

ハーバード流 交渉術―イエスを言わせる方法―(フィッシャー&ユーリー) 交渉術について有名な本だったので読んでみた。立場駆け引き型交渉においては、参加者との友好関係を重視する「ソフト型」と参加者にたいして高圧的に接する「ハード型」、そして、参…

the process of policy making

政策形成の過程―民主主義と公共性―(チャールズ・E・リンドブロム、エドワード・J・ウッドハウス) 政策の形成過程においてかかわるステークホルダーが、自己の利益の最大化を目指して動くとする公共選択論的な考え方と、省庁だけでなく、民間の利益団体・業…

vision of the structure of industry

産業構造ビジョンの報告書について。日本では労働分配率がすでに高い。また、労働生産性は諸外国と比較して低い。どういうことかというと、雇用が供給過剰であり、雇用の流動性もないため、みんなで低い給料で頑張って、ぎりぎりのところでなんとか生活して…

フリー2

内田先生もフリーと同じことを述べている「グーグルがすでに存在する世界」においては「デジタル・コンテンツに課金する」ビジネスモデルは「デジタル・コンテンツそのものには課金せず、無料コンテンツが簡単な操作で簡単にダウンロードできるシステムがデ…

free

free(クリス・アンダーソン)をよむ。 もはや当たり前ともなったフリーの世界だが、グーグルやyoutubeなどのサービスは一昔前までは想像もできなかったことだ。それが今や、ほとんど費用を払わずに各種のサービスを利用すことができる。ただ、何かのサービ…

why japan loses?

「日本はなぜ敗れるのか」(山本七平)を読む。 戦争になぜ敗れたのか、その原因を探ることで、日本人の平時には表れない民族的な精神性を探っている。 敗因21カ条■合理性・不合理性(思想) ・日本の不合理性、米国の合理性 ・日本の学問は実用化せず、米…

competitiveness of japanese industry

日本の産業構造研究 ■他国 日本の技術力の源泉は生産現場と開発現場においてもたらされている。一方、米国ではベンチャー企業から、アジアでは日本企業製品からもたらされている。 工作機械の生産額は1位 ■自国 半導体素材メーカーの世界シェアは大きい 素…

logical thinking

「ロジカルシンキング」(照屋華子、岡田恵子)を読む。 著者はマッキンゼーにてコミニュケーションスペシャリストとして働いた経験のある、まさにロジカルコミニケーションのスペシャリスト。この本は、数あるロジカル本の中でも金字塔的な本であり、最も分…

personal of national civil servants

産経ニュースより ↓ 国家公務員法改正案 次官と局長、部長を同格に (1/2ページ) 2010.2.15 19:19 鳩山由紀夫首相は15日、中央省庁の幹部人事を一元化する「内閣人事局」の新設を柱とした国家公務員法改正案で、事務次官、局長、部長の3クラスを統合し、同…

private rights and public profit

個人の自由と公共の利益の関係について考える。 例えば、新しい道路を造るとして、その道路が出来れば利用者が利益を受ける上に、その経済効果の余波も多いという時に、その土地に住んでいる人の自由はどれほど保障されるのであろうか。そのように、公共の利…

Why Japan loses on business, despite their good skill

「技術力で勝る日本がなぜ事業で負けるのか」(妹尾堅一郎)を読む。 読む前に強烈なタイトルだったので、その理由を考えていた。「そもそも技術力で勝っていないんじゃないか」ということと「勝っていてもビジネスが下手なんじゃないか」ということだった。…

Japan as frontier

「日本辺境論」(内田樹)を読む。日本人の特質を「辺境であるが故」という観点から読み解くと、色々と読めてくるというもの。 ・日本人には自尊心はあるものの、常に文化的劣等感がつきまとっている。それは国民全体の感情を支配している。本当の文化はどこ…

M&A in new era

「M&A新世紀−ターゲットはトヨタか新日鉄か?−」(岩崎日出俊)を読む。 「ハゲタカ」の世界を解説し、日本の大企業であってもM&Aの標的になりうることを警告している。 ・マイクロソフトの役員報酬は任天堂の約7倍。時価総額は4倍、だがWIIはXボックスの1.6…

nexus one, iphone

このところネクサスワンとiphoneの検索ばかりしている。 長年愛用してきた携帯もそろそろ寿命が来て、3月までには強制的に停止させられるらしいが、それを期にスマートフォンでも買おうかという気になっている。というか、スマートフォンが出てしまうと、他…

hope

「希望を捨てる勇気」(池田信夫)を読む。 日本経済は停滞期に入ったので、むやみに希望を持ってはいけない。労働集約的な産業はアジアに生産拠点を移し、日本の国内には技術集約的な産業だけが残る。そのとき、技術を持たざるものは国内に居場所はない。派…

next corrective housing

次世代の集合住宅の姿について。 断熱して一戸建て感覚で、太陽光取り入れて、スマートメーターがあるのが次世代の集合住宅の感覚なのか。 それはともかく、どの案も採算度外視なのが気になる。集合住宅の中に階段があったら素敵になるに決まっているが、そ…

curving display

ディスプレイが曲がると何が起こるんだろうか。まず、曲がるということは極限まで薄くできるということと同義だと思う。曲がらなければある程度薄くしたところで折れちゃうから。だから、ディスプレイを極限まで薄くできると何が起こるかを考えてみる。まず…

free rider

学歴ロンダという言葉があるが、学歴ロンダは批判の対象にはならないと思う。大学院に行く人数を増やすために、政府と大学が他大学の人を多く受け入れましょうということで、大学院の規制を緩めたから、それを利用してレベルの高い大学に来る人は、むしろ意…

move housing

住居を引っ越すに際して、気をつけるべき事柄には、私たちが必要としているものがなんなのかという問いが含まれている気がする。◆周囲の環境の良さ ◆間取り、日当たり ◆予算とのバランス ◆勤務地から近い、実家から近いこんな項目が挙げられると思うが、たと…

information divide

アゴラ「宇宙意識を持つこと」より。 * 海外に住んでいて、常に外国を行き来している者から言えば、世界は、それほど、遠いものではない。しかし、地元から一歩も出たことがなく、廻りも見ないで、その地域だけで生き、物事を判断している人間から言えば、…

about COP15、smart logistics

COP15についての安井先生のブログの抜粋。 地球温暖化に被害は定量的な判断は難しいけど、安全側を見る必要があるという意見には賛成。日本は「リスクは冒すもの」という認識がない。本当の科学技術は「放し飼い」が理想的。なろほど。「エンジェル」のよう…

future of the internet

日本のインターネットの現状とこれからの世界のインターネット社会の動きについて。日本のネット社会は高度な知識を共有する世界になっていないというのは確かにあると思う。それも「村八分」「出る杭は打たれる」の論理から言われることではないのか。ただ…