nuclear energy politics
- 作者: 中村政雄
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2004/11
- メディア: 新書
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それによって、日本の原子力に対するチェック体制は厳しくなり、世界一安全だと言われながらも、ちょっとした事故で長期間止まり、稼働率が低迷し、他国と比べると競争力がなくなってしまうというジレンマがある。正確な記事はもちろん必要であるが、メディアのセンセーショナリズムには激しく抗議しなければならないし、国民一人一人がそのような自覚と責任、そして自身の意見を表現するツールを持たなければならないと考える。
ちなみに、選挙を通して感じたことであるが、はっきり言って候補者を見て判断し、日曜日の日中に小学校に行って投票できる人というのは、国民の義務とされながらも、非常に限られたごく少数の人であると考える。一刻も早く、インターネット投票や、駅での投票など、よく利用する場で投票できるシステムにしないと、組織票のみで動く非効率的な社会になってしまいかねない。