ロジカル

「ロジカルプレゼンテーション」(高田貴久)を読む。
非常に平易で、しかも例も盛りだくさんで、おまけに読み物のコンサルティング苦労話まで付いていて、非常に面白かった。
「示唆」に富む内容の中で、特に重要だと思われるもの。


・「縦の論理」演繹法のこと。「横の論理」MECEのこと。
・相手の論理に納得しない人の反応は2種類しかない。「本当にそうなの?」「それだけなの?」
・新しいフレームワークは6次元で発想→目に見える3次元と目に見えない3次元(時間、情報、気持など)。
・相手には考えさせない。判断の材料を与える。考える能力は自分が受け持つ
・1つのスライドにはメッセージは2つ。1つは事実の説明。図。もう1つは「示唆」→〜なのではないか。
・示唆からの結論も「与えられた範囲の中で考えられる最良の結論」には違いない。それがどの部分が漏れがあるか自分で認識しておく。


以下、思ったこと。
・ひとつのグラフに1つの図形を使うのではなく、3つぐらいの図を組み合わせることにより、3段論法的に説明ができるのではないか。
・レイアウトは「連関図」「フロー図」「樹形図」「テーブル図」の4つだけ。後はこれを組み合わせるセンス。