霞ヶ関

霞ヶ関維新」を読む。
書評では、今までに言われてきたことばかりということで、あまり評判が良くなかったが、私は非常に面白いと思った。
「協創国家」「小強国家」「真豊国家」というビジョンを掲げ、そのためになにをすればいいのかを実務者ならではの細かい視点から見ている。これこそまざに「提言」であり、このような意見が出てくること事態が、明るい兆しが見えるともいえる。

霞ヶ関維新――官僚が変わる・日本が変わる

霞ヶ関維新――官僚が変わる・日本が変わる

「ビジョナリーカンパニー」を続けて読む。

「ビジョナリーカンパニー」には、
1、具体的なアイディアがなく出発した企業もある
2、カリスマ的指導者は必要ない。時を告げるのではなく、時計を作る。
3、利益の獲得は目標のひとつに過ぎない
4、基本的価値観に正解と呼べるものはない。
5、基本理念を信仰に近いほど忠実に守っている
6、大胆な挑戦を恐れない。
7、存在意義、ミッションがはっきりしている。
8、大量のものを試し、うまくいったものを残す。
9、社内からCEOを輩出する
10、自らに勝つことを第一に考えている。
11、2者択一を拒否する
12、基本理念を生かすために、何千もの終わりのない手段をとっている。

このことを、優秀な企業ではあるが、1位になれなかった企業と比較して分析している。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則