between creature and not creature

生物と無生物のあいだ」(福本伸一)を読む。

・ウィルスは生物なのか?自己増殖の昨日を持ちながら、無機的である。
・知的であるかどうかの条件は自己嫌疑がかけられるかどうかである。
・DNAの対構造(2重螺旋)は自己複製のあらわれ。
アメリカの大学ではポスドクは「傭兵」として雇われる。
・研究室の部屋の大きさは、取ってくる研究費によって決まる。
・生きている生物はエントロピーを増大させている。すなわち死に向かっている。
・負のエントロピー「秩序」は食べることによって得られる。
・生命とは動的平衡の流れである。定常的なものではない。

分子生物学については門外漢なので、そんなもんかという感じだったが、研究室の仕組みなどはどこの研究質も同じなんだなと思う反面、より厳しい条件の中で戦っているものが新たな発見をするのではないかということも頭をよぎった。