curving display

ディスプレイが曲がると何が起こるんだろうか。まず、曲がるということは極限まで薄くできるということと同義だと思う。曲がらなければある程度薄くしたところで折れちゃうから。だから、ディスプレイを極限まで薄くできると何が起こるかを考えてみる。まず…

free rider

学歴ロンダという言葉があるが、学歴ロンダは批判の対象にはならないと思う。大学院に行く人数を増やすために、政府と大学が他大学の人を多く受け入れましょうということで、大学院の規制を緩めたから、それを利用してレベルの高い大学に来る人は、むしろ意…

move housing

住居を引っ越すに際して、気をつけるべき事柄には、私たちが必要としているものがなんなのかという問いが含まれている気がする。◆周囲の環境の良さ ◆間取り、日当たり ◆予算とのバランス ◆勤務地から近い、実家から近いこんな項目が挙げられると思うが、たと…

information divide

アゴラ「宇宙意識を持つこと」より。 * 海外に住んでいて、常に外国を行き来している者から言えば、世界は、それほど、遠いものではない。しかし、地元から一歩も出たことがなく、廻りも見ないで、その地域だけで生き、物事を判断している人間から言えば、…

about COP15、smart logistics

COP15についての安井先生のブログの抜粋。 地球温暖化に被害は定量的な判断は難しいけど、安全側を見る必要があるという意見には賛成。日本は「リスクは冒すもの」という認識がない。本当の科学技術は「放し飼い」が理想的。なろほど。「エンジェル」のよう…

future of the internet

日本のインターネットの現状とこれからの世界のインターネット社会の動きについて。日本のネット社会は高度な知識を共有する世界になっていないというのは確かにあると思う。それも「村八分」「出る杭は打たれる」の論理から言われることではないのか。ただ…

museum of doraemon

http://www.city.kawasaki.jp/20/fmuseum/kihonkousou.pdf向ヶ丘遊園地の跡地は不二子F不二雄ミュージアムになるらしい。 上はミュージアム構想。 遊園地の時より来場者数増えそうだな。ドラえもんはこれからも不動の人気だろうし。

game, gadget

Project Natalというマイクロソフトが発表したモーションキャプチャーのゲームがあるらしい。XBOXでやるゲームにつけるらしいが、Wiiの2番煎じではある。Wiiのリモコンを全く使わないようなものだ。ただ、この技術がもっとも緻密化すれば、なにかすごいこと…

amateur's business

素人による商売の方が大胆な発想ができる可能性があるという糸井氏の視点。鋭い。大企業でも「素人的な発想」を取り入れることで新しいマーケティングに挑戦していくことができないか。糸井氏 * そうすると、おいしいパンがつくりたいと思って、方法や材料…

connect the dots, love and loss, death

スティーブジョブズのスタンフォードの卒業式スピーチの講演がネット上に公開されている。彼が重要だと考えることのまず1つ目が「点をつなぐ」こと。彼は金銭的な事情から大学を途中で中退したが、中退した後にこっそり受けていたカリグラフィーの授業が、ア…

Is cooperation stock holder's?

公開会社法の話が経済学者の中で問題にされている。 ◆ 民主党藤末議員「本日、日経新聞の一面に載っていたように、公開会社法の本格議論が進んでいます。私も、民主党のプロジェクトチーム事務局でポストいただき参加しております。思い入れのある施策ですポ…

next innovator

freescale semiconductor社のネットブックの試作品。 これが200ドルか。ネットブックの市場がどんなものなのか詳しくないけど、これがほんとに2,3万円で、充電一回で1日持つなら、もはやコンポもテレビもいらなくなるのかもしれない。これ一台で、しかも…

prisonar's dilemma

「囚人のジレンマ」について考えた。 何か問題があるんじゃないか、何か状況がもっと良くなるはずじゃないか、そのように感じられるときは、状況が「囚人のジレンマ」に陥っている可能性がある。囚人のジレンマは周知の通り、互いに協調するれば刑期が短くな…

departures of house

解体業者は住宅の「おくり人」になることはできないかとふと考えた。 住宅は人と30年近くも関わるものだから、ペットやランドセルと同様に愛着が沸く。それが生物であれば、亡くなる時に祟りを恐れる感情からか、あるいはこれまでの感謝の気持ちからか、人々…

shrinking city

池田氏の説。「人口の都市集中が必要だ」 * 20世紀までの国家のモデルだった主権国家(領土国家)システムはもう時代にあわなくなり、これからは都市国家の時代です。東京のライバルは大阪ではなく北京であり、札幌のライバルは大連や台北です。もちろんす…

Japanese companies in Asia

アジアで技術系で高いランキングを誇る日本企業はほとんどない。かつてアメリカが日本に自動車や家電製品で抜かれた時のように、世界の勢力図は中国・台湾・韓国に重心が移りつつある。日本はこれまでの産業からの構造転換と、イノベーション創出の仕組みづ…

national competitive strategy

「国の競争戦略」を読む。 政府は自国の産業を保護しようと思うあまり、長期的には新産業や既存産業のイノベーションが生まれないような状況であることが分かっていながら、中小企業の保護や、各種のカルテル・保護貿易などを続けていることは産業組織論の分…

GDP/per person

日本は一人当たりGDPがどのくらいなのか。労働時間が長いと言われているが、本当なのか。グラフで検証してみる。 まず、一人当たりGDPはどのぐらいなのか。シンガポールにも抜かされて23位か。これには正直驚いた。一人当たりGDPが豊かさの指標ではないこと…

economics of mid-west

「まるごとわかる中東経済」日本経済出版社、を読む。 ・ドバイ、自由貿易特区により成長 ・メッカ、巡礼者のためのホテル開発。 ・ユニチャームの展開 ・エジプト、日産、賃金安 ・高級品市場、スシ、果物 ・カタール、一人当たりGDP5万ドル。かなり上位。…

Africa

「アフリカ−動き出す9億人市場−」(ヴィジャイ・マハジャン)を読む。著者はマーケティングの研究者。アフリカにおける市場機会について述べている。 ・膨大なニーズと購買力・世界でもっとも若い人口構造・中国、インドの積極投資→同じ経験をした国は新た…

eco products

エコプロ2009に行ってきた。玉石混交だが、現在の環境関連の製品に関する知識を対極的に身に着けるにはいい機会だった。エコプロガイドにある商品開発物語が面白かったのでメモしとく。・ホンダ、インサイト=量産型ハイブリット車。低価格を追求 ・TOTOネオ…

english hacks

「英語ハックス」を読む。ハックスシリーズは本当に実用的でかつ役に立つ。このシリーズを生み出した、考え出した人はイノベーターと言えるだろう。佐々木氏は心理学者だそうだが、脳が楽しくなるような勉強法というコンセプトを元に、きわめて実用的で、し…

phronesis

三菱総研の「フロネシス」を読む。フロネシスとは、アリストテレスの「ニコマコス倫理学」における「善く生きる」ための「知」のことらしい。・VICS道路交通情報システム ・OBDⅡ 車の電子制御と故障診断のための装置。データを解析してドライバーに教える方…

guns, germs and steel

「銃、病原菌・鉄」(ジャレド・ダイアモンド)を読む ・人間社会の発展に関して、ある文明が起こったり、廃れたりする要因は、銃などの技術の発明や、病原菌への対抗性、それに、鉄などの天然資源があったかどうかによるところが多い。そしてそれらは、地形…

between creature and not creature

「生物と無生物のあいだ」(福本伸一)を読む。・ウィルスは生物なのか?自己増殖の昨日を持ちながら、無機的である。 ・知的であるかどうかの条件は自己嫌疑がかけられるかどうかである。 ・DNAの対構造(2重螺旋)は自己複製のあらわれ。 ・アメリカの大…

霞ヶ関

「霞ヶ関維新」を読む。 書評では、今までに言われてきたことばかりということで、あまり評判が良くなかったが、私は非常に面白いと思った。 「協創国家」「小強国家」「真豊国家」というビジョンを掲げ、そのためになにをすればいいのかを実務者ならではの…

環境ビジネス

「環境ビジネスのいま」を読む。 興味のある分野であったので早々と読めた。「グローバル化」、「ミクロ化」「ネットワーク化」の視点が重要。 ・ポジティブリスト制度→残留農薬の残留基準を決めること。これにより、リストアップされていない農薬すべてを取…

暗流

「暗流ー米中日外交三国志」(秋田浩之)を読む。著者は自由学園最高学府卒で日本経済新聞社で流通経済部に所属していた人物。タイトルから、米中日の外交に関わる暗黒的な部分がつづられていると想像していたが、内容はそこまでセンセーショナルなものでは…

ロジカル

「ロジカルプレゼンテーション」(高田貴久)を読む。 非常に平易で、しかも例も盛りだくさんで、おまけに読み物のコンサルティング苦労話まで付いていて、非常に面白かった。 「示唆」に富む内容の中で、特に重要だと思われるもの。 ・「縦の論理」演繹法の…

戦後世界経済

「戦後世界経済史」を読む。 総論的な内容で、ひとつひとつの内容は面白いが、全体として何かを訴えるというものではないので面白みにかける。個々の国の状況が詳細に記述されており勉強になった。 ・ヨーロッパの産業構造は、中小企業が圧倒的に多く、イノ…